図画工作科の授業で「対話による美術鑑賞」の学習を行いました。活動のはじめに、対話を進めてくださる、ボランティアチームのシャベラーさんから、「どんなことでも受け止めるので、思ったことを是非言葉にしてほしい。」「答えのない問題を考えることを楽しんでほしい。」というお話があり、子どもたちは期待に胸をふくらませながら活動をスタートしました。前半は、美術作品のカードを見ながら作品の共通点を探す活動を行いました。各グループにはシャベラーさんが付き、子どもたちは安心した様子で自分の感じたことや考えを一人一人言葉にしていました。友だちの意見に対して「本当だ!」「そんな見方もあるね。」等と、共感したり新しい気づきを喜んだりする声が自然と聞こえてきました。後半は、一つの作品をみんなで鑑賞しました。和やかな雰囲気の中で感じたことを伝え合い作品の見方を広げていく姿勢が見られました。2年生のときに経験した鑑賞の学習を生かしながら、シャベラーさんや友達との対話を楽しみ、豊かな学びの時間となりました。