2・高め合うクラス    6年4組の学びモデル

  本校では、児童の授業への参加を主体的なものにするために、各クラスごとに「学び」モデルを教室に掲示している。「自分のクラスの授業をどんなものにしたいか」を4月に児童とともに話し合い、作成した。教師一人では授業は成り立たないということ(受け身の姿勢にならない)伝え、子どもと教師、クラス全員が学びの理想の姿を共有することによって、日々の授業に臨む姿を意識していくことをねらいとしている。授業の後にも、学びモデルをもとにして、自分たちの学びの姿がどうであったのかふり返ることができる。
 学びモデルは、一度作成したらそれで終わりではない。児童の実態によって、ステップを踏んだ目標を立てたり、児童の声をもとに内容を改善したりすることもできる。

 昨年度は、年度当初に学びモデルを作成したものの、教師にも活用や運用の仕方に戸惑いがあった。 今年度は、学びモデルに対する自分たちの学びの定期的なふり返りを実施している。ふり返りの時間の確保に苦慮している部分もあるが、個々の児童の中で何を目標にしたらよいかが明確になった。